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この手を離さない title

act.20

 昨夜も、滝川は夜遅く帰ってきた。
 定光は寝たふりを決め込んでいたのだが、滝川は小さな紙袋に入れた何かをサイドボードの引き出しにしまった後、そうそうにソファーに寝転んでスースーと寝てしまった。
 定光は滝川が何を買ってきたのか一瞬確かめようとも思ったが、いつも眠りの浅い滝川を起こすのも可哀想だと思って、やめた。
 翌朝は、相変わらず滝川は一言も喋らず……それは二人が険悪な状態であるというより、滝川が極度の低血圧者であるせいだ……、定光が作った朝食も味噌汁しか手を付けなかった。
 バイクで出社する際だけは、滝川の腰に回した定光の手に滝川が上から押さえるように手を添わせてきた。
 なんだか久しぶりに滝川から触れてくれたのが凄く嬉しくて、定光はバイクのリアシートで思わず泣きそうになってしまったのだが、こんな小さなことで泣きそうになっている自分に呆れもした。それと同時に、自分はこんなにも滝川のことが好きなんだと実感もさせられた。
 自分で自分のことを全然わかっていなかっただなんて凄く滑稽だが、きっと自分は、こうなるもう何年も前から滝川に惹かれていたんだろうな、と思った。


 会社の前に着いた時、いつも通りバイクから降りた定光だったが、なぜか滝川はバイクを降りなかった。
「?」
 振り返った定光に、滝川は定光の方を見もせず、「俺、これから病院行ってくるわ」と言った。
「え? 病院って、お前、どこか具合悪いのか?」
 定光はそう訊いたが、滝川はそれに返事するでもなく、バイクを走らせて行ってしまった。
  ── アイツが身体壊してるなんて、気づいてなかった……
 定光は唇を噛み締める。
 思えば、ここのところ仕事でもプライベートでもすれ違いで、まともに話もしていない。
  ── やっぱり、俺達、ダメなのかな……
 定光は一瞬胸の痛みを感じつつ、会社のエントランスに入って行った。


 本来なら、今日の午前中はグラフィック制作部の部長・横谷とショーンのアルバムジャケットの件で打ち合わせをする予定だった。
 だが、現在会議室にいるのは、定光と横谷の他、プロダクションマネージャーの由井と藤岡、プロデューサー兼映像制作部部長の笠山ともう1人のプロデューサー池嶋、そして社長の山岸と常務の山田までもその場に顔を揃えていた。
 つまり、ディレクターを除くパトリック社の役職陣すべてが顔を揃えた形となる。
 招集をかけたのは、他でもない笠山だ。
 定光が朝笠山に話をしたところ、なんだかただ事ではない気配の定光の顔つきに何かを感じたのか、笠山が尽力してくれて、メンバーを集めてくれた。
「それで? 定光はどう考えてるんだ?」
 山岸にそう切り出され、定光は答えた。
「自分は、新のプロダクションマネージャーを辞めるつもりはありません」
 思わず会議室にいたメンバーが顔を見合わせる。
「辞めないって言っても、物理的に無理だろう。アルバムジャケットのデザイン業務をこなすのと、新の面倒を見るのを両立するのは」
 池嶋がはっきりと言ってくる。
「プロダクションマネージャーは片手間にできる仕事じゃない。仮に手配系の仕事を由井と藤岡に振ったとしても、その段取りを連携させるだけでそれなりの時間もかかるし、そこに新の面倒を見るとなると……てか、それに殆どの時間割かれる訳だが……、例え少し時間が空いたとしてもそれは微々たるものだ。そんな合間みたいな時間にデザイン業務なんてできるのか?」
 その発言に、横谷も頷く。
「どちらも片手間でできる仕事じゃないんだぞ」
「片手間だなんて、思ってません」
 定光は固い声で言った。
「昼間は映像制作部の仕事をして、夜にグラフィックの仕事をします」
「それじゃお前、いつ休むつもりだ? そんな働き方は身体を壊すだけだし、いい結果もだせやしない」
 常務の山田が口を出した。
 山田はパトリック社の中では一番の年長で、一般企業から経営手腕を買われパトリック社に引き抜かれてきた男だ。
 クリエイト系の会社では"みなし労働時間制"が採用されているせいで、徹夜仕事なんて当たり前……というような風潮があるが、それでは社員が疲弊していくばかりで仕事の成果にもいい結果が出せないとの考えを持っている。
 パトリック社が深夜残業をあまりよしとせず、なるだけ早く帰宅するよう社員に促しているのも山田だ。そのお陰か、パトリック社の若手離職率は極めて少ない。
 定光の申し出は、山田のポリシーに反することなのだろう。
 だが定光も引かなかった。
 滝川専属のプロダクションマネージャーの仕事は誰にも譲りたくないと言い続けた。
「まぁ、確かにミツがそう言ってくれるのは、俺たち他のマネージャー陣にとっては助かることだが……」
 藤岡はそう言ったものの、あまりいい顔はしなかった。
 由井が定光の方に身を乗り出してくる。
「お前の情熱はわかるが、身体は一つしかない。会社にとっては滝川も大切だが、お前も同じくらい大切な存在だ。無理をしてお前が壊れては元も子もない。そうなれば、お前がしたい仕事すらできなくなるんだぞ」
「……そう……そうなんですけど……そうなんですけど……」
 定光は下を向いて、唇を噛み締めた。
 その場に沈黙が流れる。
 その沈黙を社長の山岸が破る。
「定光、お前はグラフィックの仕事に戻りたいとずっと思っていたはずだ。その希望が叶ったのに、なぜ滝川に拘る。確かに、滝川はお前でないと制御できないと言ったのは俺だが、今回は滝川自身も由井に自分のことを頼むと頭を下げたんだ。あの滝川が。それは滝川のお前に対する優しさだよ。それを反故にするのか?」
 山岸にそう言われ、定光は泣きそうになった。
 今朝の滝川の手のぬくもりを思い出して、定光はテーブルの下で自分の右手を左手で押さえ込んだ。
 定光の心には、プライベートで滝川と共に居られないのなら、せめて仕事で滝川との縁を繋いでいたいと思ったのだ。
 自分の恋が叶わないものだとしても、例え一緒にいるのが辛くなるんだとしても、それでも滝川を見つめていたい。
 確かに、それは定光の公私混同したこだわりだった。自分が普通では許されないワガママを言い出していることも十分わかっている。
  ── けれど、こんな気持ちのままショーンの仕事に取り組んでも、それこそいい結果を出せる自信がない……。
 その様子を隣で見ていたのは笠山だった。
 笠山は定光の俯いた表情に何かを感じたのか、数回ゆっくりと瞬きすると、「やりたいなら、やらせてみれば」と場に似合わない軽い口調でそう言った。
「笠さーん」
 山田が不服そうに笠山の名前を呼ぶ。
 笠山は両手を前に突き出して、「いやっ、定光を馬車馬のように働かせるって言ってる訳じゃないですよ」と続けた。
「どの道、定光が抜けたら抜けたで映像制作部は火の車になるんだから、定光がそこを少しでも助けてくれるなら、うちとしても都合いいし。定光をグラフィック制作部に閉じ込める方向に努力するんじゃなくて、定光がやりたいようにやれるよう皆が心を砕いた方が、効率いいんじゃないかって」
「そうは言っても、ミツにかかる負担が増えるのは確実ですよ」
 藤岡が腕組みをしながら、うーんと唸り声を上げる。
 しかし笠山の"お気楽節"は変わらなかった。
「いや、本人がやるって言ってるんだから、自己責任でやるでしょ。自分のどこが壊れどころか判断するのも本人ですよ。俺も、定光抜きで滝川の面倒見るのゾッとするし」
 おおコワとオーバーに身を震わせてそう言う笠山の姿に、その場が和んだ。
「一応俺も、定光がパンクする前にストップかけられるよう目をかけときますから。ここは、ひとつ、この笠山に免じて」
 ハハ〜と大袈裟に両手をテーブルの上について頭を下げる笠山に、「仕方がないなぁ」という雰囲気に包まれた。
 笠山は、頭を下げたまま定光に顔を向けると、定光だけに聞こえる声でこう言った。
「その代わり、お前はアルバムジャケットの仕事で絶対に結果出せよ。そうじゃなきゃ、もう誰もお前の言うことなんぞ聞いてくれなくなるぞ」
 真面目な顔つきの笠山にそう言われ、定光は「はい」としっかり頷いたのだった。


 その後、定光は一日中グラフィック制作部に詰めて、新たな仕事のスケジュール作りと制作体制の調整や機材のやりくりなどを行った。
 帰宅したのも1人で、映像制作部にある定光のデスクにはタクシーチケットはなかったが、大きなマスクをつけて電車で帰宅した。
 駅構内はすでにTVG関連のポスターはなくなっていたし、CMの放送期間が終わっていたから、定光が一般人に囲まれる、なんていういうこともなかった。
 ── 結局今日は、朝に会ったっきりだな……
 なんて思いながら、定光はタラコスパゲティをチュルチュルと啜った。
「アイツ……どこの具合が悪いんだろう……」
 定光はテーブルの向かいに置いた、お粥の入った茶碗を眺めつつ、そうぽつりと呟いた。
 例え関係性が悪化しても、最低限なんの病気なのかだけは訊かねばと定光は思った。
 その矢先。
「ミツ! テメー、この野郎!」
 そんな怒鳴り声と共に滝川は帰宅した。
 思わず定光が怒鳴り込んできた滝川を見上げると、冗談でもなんでもなく滝川が猛烈に怒っていることが、その顔つきでわかった。
「な、なんだよ」
 定光がソファーの上で身構えると、「お前、仕事掛け持ちするって言ったらしいな。本当か?」と滝川は唸る。
「い、言ったよ」
 定光が口を尖らせると、クッションを投げつけられた。
「無理に決まってんだろ?! 潰れちまうぞ!」
「そんなのやってみないとわかんねぇだろうが」
「やってみなくてもわかるんだよ! 仕事が1.5倍になるんじゃねぇ。2倍……いや、今度のグラフィックの仕事の質から言って、3倍に膨れ上がる仕事だ。身体はイッコっきゃねぇんだぞ!」
 それは定光自身そう思っていたことなので、否定はできなかった。
「お前なに意固地になってんの? お前しか俺の面倒見切れないって? そりゃお前の自惚れだ!」
 再度クッションを掴まれ、投げつけられる。
 そのクッションを受け止めながら、定光はキッと滝川を睨み上げた。
 滝川が唇を噛み締める。そして怒った顔つきのまま、口を開いた。
「俺だって、何とかして飲み込んだってーのにお前は……。何を考えていやがるんだ」
「お前のことだよ、新」
 滝川が目を見開く。
「俺は、お前のことしか考えてない」
 定光はそう言ったが、すぐに頭を振って、「いや、正しくはお前と俺のことしか考えられない」と言い直した。
「……お前と俺のこと?」
 滝川が顔を顰める。
 定光は少し視線を下げて、頷いた。
「例えプライベートで俺はお前の眼鏡に叶わなかったとしても、仕事ではそうじゃないと言って欲しい」
 定光は情けないと思いつつも、そう吐き出さざるを得なかった。
 それほど、滝川のことを失いたくないと思った。
「俺から、これ以上お前を取り上げないで欲しい。俺はお前と一緒に仕事がしたい……」
 ついに定光の目からぽろりと涙が溢れ、定光は慌ててそれを腕で拭った。
 前みたいに、涙で滝川を落とすような真似はしたくなかった。
 だが、定光の隣に滝川が静かに座ってきて、顎を捉えられて上を向かされる。
 定光はその手から激しい動きで逃れた。
 近づいてくる滝川の身体を両手で押し戻す。
「っんだよっ!」
 苛立たしげにそう零す滝川に、「泣き落としするつもりはない!」と定光は早口で捲し立てた。
「同情なんかで、お前に触れてほしくない」
 定光がそう言うと、ついに滝川が爆発した。
「ガーーーーーー!」
 と大声を出して頭を掻きむしった後、天を仰いで怒鳴った。
「お前はさっきから何を言ってやがるんだ?! 俺のお眼鏡に叶わないとか、同情なんかで触るなとか、一体なんだってんだよ!!」
 定光もその滝川の剣幕に、一瞬身を怯ませる。
「俺は何か? お前に惚れることも許されねぇのか? 俺がお前の身体を心配するのもやめろってか?!」
「惚れる?」
 定光が首を傾ける。
 滝川が定光を睨みつけたが、怪訝そうな定光の顔を見て、滝川はパチパチと瞬きをした。
「あれ? 今、ミツさん、疑問系で言った?」
 定光が怪訝そうな顔つきでコクコクと頷く。
「俺、前に惚れてるって言ってなかったっけ?」
「聞いてない」
「いやいや……」
 滝川が苦笑いする。
「前に言ったっしょ。クライミングジムの廊下で」
「あの時は、日本に残った理由が俺だって……」
「いやだから、それは惚れちゃったからってことで……」
「ちゃんと言ってない」
「じゃ、じゃじゃじゃ百歩譲って言ってないとして、じゃなんでミツさんは、あの時大人しく俺の家についてきちゃったわけ?」
「そ、それは……。俺がお前のこと好きだって気づいたから……」
 そう言って定光は頬を赤らめる。
 滝川はその定光を見て、口をパクパクさせた後、再び天を仰いで右手で顔を覆い、「間違ったスイッチ、ここだったかぁ〜」と呟く。
「スイッチ?」
 滝川はその定光の質問に答えることなく、定光に向き直ってソファーの上に正座をすると、両手をついて深々と頭を下げた。
「好きです、ミツさん! 俺と付き合ってください!」
 しかし定光の方から返事が一向に返ってこない。
 滝川が顔を上げると、定光が疑り深い顔つきで滝川を見ていた。
「何、その顔」
 滝川が指差すと、定光はンンッと喉を鳴らして、「じゃなんであの時、最後までしなかったんだよ」と訊いてくる。
「は?」
「好きなら最後までするだろ、普通。俺がしていいって言ったのに」
 定光のその言い草に、滝川は全身を脱力させた。
「お前なぁ……。あのまますると、お前がケガしちゃうだろ? 俺だって男同士のやり方ちゃんと知らなかったんだから」
「本当は俺のことつまんないって思ったんじゃないのか? 俺がセックスするのも下手クソで、幻滅したんだろ」
 滝川はそれを聞いて、イ〜〜〜ッと歯を噛み締めた。
「下手もなんも! ミツさんは感じてくれてるだけで十分なんです! ボトムなんだから!」
「 ── ボトムってなに?」
「ボトムって……ええと、日本ではなんつーの? ええと、下になる人? つまりはぁ、突っ込まれる側の人?」
「あぁ」
 定光が感心したように頷いた後、自分がボトムだと言われたことがやっと飲み込めたのか、顔を真っ赤にした。
 いちいち定光の反応が憎たらしいほど可愛くて、滝川は再び頭を掻きむしる。
「していいっつったの、ミツの方じゃん!」
「そ、そうだよ。俺も、ボ、ボトムのつもりだったよ。でもお前が……」
「だからぁ。ええと会話が堂々巡りしてるけれどもぉ、つまり俺は、ミツさんをケガさせたくなかったわけ。だから突っ込まなかったわけ。それって俺なりの優しさだったわけ」
「じゃ、俺のことつまんないって思ったんじゃなくて……?」
「つまんないって思ったんなら、はなから勃起しねぇわ」
 滝川が辛辣に言い放つ。
「ミツさん、俺、ミツさんの前でちゃんとイッたよねぇ?」
 定光はコクリと頷く。
「今だって」
 滝川は定光の手を掴むと、自分の股間に手を置かせた。
「もう勃起してるよねぇ、俺」
 益々定光の顔が耳まで真っ赤になる。
「これのどこが"つまんねぇ"だなんて話になるんだよ……」
「ご、ごめん……。お、俺てっきり……」
「どんだけ誤解してんだよ」
「だって、あの日から夜は一人で出て行っちまうし、なんか俺のこと避けてたし」
「それはだなぁ。夜出て行ってたのは、今関係のある女達と別れるため。避けてたのは、お前の方が俺を避けてたから。俺が側に寄るだけで身体固くしてたクセして」
 定光はここ数日の自分を思い起こして、思い当たる節がいくつもあったらしい。
 俯くと再度「ごめん」と謝った。
 滝川は、その定光の顔を下から覗き込む。
「ミツ……、テメー、笑ってんなよ……」
「ごめん」
「俺が久々に腹痛くなったのも、全部ミツのせいだからな」
「ごめん。 ── って、具合、大丈夫なのか?」
 定光が顔を上げると、滝川は帰ってきた時に投げ置いたボディバッグから、薬の入った袋を取り出した。
「潰瘍までにはなってなかった。胃カメラ飲まされて大変だったんだぞ」
 定光が心底ホッとした表情を浮かべる。
「よかった。大事にならなくて」
「こっちの大事の責任は取ってくれるんだろうな?」
 滝川が股間を指差してそう言うと、定光はまた頬を赤らめる。
「今度は俺、男同士のやり方、しっかり勉強してきたから。ミツがどんなに恥ずかしいって思っても、俺の言う通りにしろよ」
 滝川がそう言うと、定光は大人しくコクリと頷いた。
「そういうトコは素直なんだよなぁ。お前ってやつは……」
 滝川はそう愚痴りながら、定光の唇を奪った。

 

この手を離さない act.20 end.

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編集後記


仲直りできた♥

ということで、次週、途中からステルス更新となります。

やっぱり、互いの気持ちをはっきりと言葉に出すのって、大切ですね(←何を今更)。

この二人、意外にミツさんの方もハッキリと言葉に出さない傾向があるので、気持ちのすれ違い度合いが高いような気がします。
これまで国沢が書いていたカップルは割と片方は素直なパターンが多いから、ちょっと新鮮な感じがします。
あ、でもプリセイのショーンと羽柴くんも少しこの傾向があったかなぁ・・・。
ま、この話はプリセイとも縁の深い話なので、多少影響は出てきているのかも?

それにそもそも、「体感型」のキャラクターって、これまで意識的に書いてきたことなかったので、その点ではミツさんって、難易度が高いキャラクターです。
これまで書いてきたキャラの中で、いたかなぁ・・・体感キャラ。強いてあげれば、「魚屋」の真司かなぁ。

そんなこんなで、新しいパターンの主人公二人という状況に、国沢手探り状態でございます。

え? そんなの、毎度のことじゃないかって???

・・・・・。

読んでいる方は、非常にモヤモヤしたり、ヤキモキしたりするパターンで、気苦労をお掛けするかもしれませんが、書いてる本人もヤキモキしてます。
最近、筆が進んでないし!!(汗)

これまでは、主人公二人が付き合うまでのお話を書いて終わり、というパターンが多かった国沢ですが、ヒヤカムで「付き合うことになった後の物語」を書くというチャレンジを行った結果、今回はむしろ付き合った後の話がメインという、主人公らの性格に続き、ストーリー展開も今までにないパターンで話が進んでおります。
なんでこうなってるのか、自分でもよくわかっていないのがたまに傷なのですが(油汗)、何事も新なチャレンジをすることはいいことだと思うので、しばし頑張ってみようかと思います。
いつまで更新が滞りなくできるのか、甚だあやしかったりするのですが・・・。

ではまた〜。

2016.9.18.

[国沢]

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