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この手を離さない title

act.15

 その日定光は有給を取って、スポーツクライミングジムに来ていた。
 背中の青や黄色に変色していた痣がやっと消えたことと、社長の山岸に「たまには滝川を抜きにしてゆっくり休め」と言われたからだ。
 今日滝川は、”日中定光の部屋に帰るな命令”が下されているはずだ。
 定光がジムの受付に顔を見せると、「定光さん、お久しぶりですね」とオーナーの山本に声をかけられた。
「すみません……。いろいろ忙しくて……」
 定光がそう返事すると、「そうでしょう」と返された。
 山本もむろんTVGのCMは見たはずだ。
「定光さん、今日はどれで登ります?」
「久しぶりなんだけど、リードで行きたいと思っていて……。また次いつ来れるかわからないから、なるだけ高いのを登りたいなと」
「わかりました。じゃ、私がビレイしましょうか」
「え、オーナー自ら?」
「最近、下の者に隅に追いやられて、私も退屈なんですよ」
 山本がそう言うので、二人で笑いあった。
 リードクライミングは、クライマー(登る人)とビレイヤー(下でロープを持って安全確保する人)の二人一組で壁面を登るやり方だ。
 ロープを使わないボルダリングと違って、十メートル以上の高い壁を攻略することができ、また同じロープを使うでも、一番上に予めロープの支点を構えるトップロープクライミングよりも、クライマー自らがロープの支点を課題壁の途中にあるカラビナに作っていくやり方なので、より自由度の高いクライミングが楽しめる。その点難易度も高まるが、前に傾斜している壁やせり出している壁も登ることもできるので、その分やりごたえもあって面白い。
 定光はこれまでいろんな趣味事に手を出してきたが、結局性に合って今でも続いているのは、このスポーツクライミングだけだ。
 体全身をくまなく使えるのも気持ちがいいし、意外と頭も使うので、適度に集中できて、登った後は達成感とスッキリ感の両方を味わえる。
 先日、滝川には「体感型だ」と言われたが。スポーツクライミングが性に合っている自分は、確かにそうかもしれないと定光は思った。
 ロッカールームで袖なしのTシャツにハーフパンツという出で立ちに着替えた後、専用のハーネスとチョークバッグを腰にぶら下げ、クライミングルームに出た。その際、フロアにいた数人のビレイヤーや床に座って休んでいるクライマーから視線を浴びた。しかしその中には知り合いも多く、皆、遠くから定光に軽く挨拶をしてきた。
 定光も会釈で返すと、部屋全体を見渡した。
 平日なので、今日は比較的空いている。
 最近じんわり人気が出てきているスポーツなので、休日には年齢性別関係なく、クライマーでいっぱいになる。
 定光は、長く伸びてきて視界を邪魔し始めた前髪を薄手のロングヘアターバンで覆い、山本に「お願いします」と挨拶をした。
「楽しんで」
 山本にそう声をかけられ、登り始める。
 定光の髪については、どうも滝川が瀬奈にいろいろ言ったのか、「俺に黙ってカットするな」という命令が瀬奈に出されているようだ。
 定光がヒゲを伸ばすのは嫌なくせして、髪の毛は「切るな、切るな」とうるさい。
 せいぜい定光が楽しめることといえば、今日みたいに少しうっすらと無精髭を生やすことぐらいだ。
 だがそれも、毛色自体淡いので、あまり目立たない。
「定光さん、なかなかいい調子で登っていくね。ブランクあるとは思えないよ」
 途中そう山本に声をかけられ、定光はきちんとロープと足で身体の安全を確保しながら、下を見下ろした。
「ん?」
 定光は、目を凝らす。
 八メートル下に見えるフロアに山本が控えロープを持って立っているのはわかるが、その後ろのベンチに滝川らしき男が、ハンディカムを構えながら座っているように見えたからだ。
「あ?」
 定光が怪訝そうに顔を歪めて再度目を凝らしたが、やっぱり滝川がいるように見える。
  ── でも俺、アイツにこのジムの場所、言ってたっけ……。
「さぁ、定光さん、あと少し」
 そう山本に声をかけられ、定光は再び壁に向かう。
  ── とにかく、早く登って、確かめねば。
 定光がそう思ったせいか、その後定光は、手前にせり出した残りの壁をグイグイと登っていった。
「いやぁ、定光さん、追い上げが凄いねぇ。手足に迷いがない。素晴らしい」
 山本にそう褒められたが、定光の耳にはよく入ってこなかった。
 山本の後ろに座ってる男のことが気になって仕方がない。
 十メートルの上まで到達すると、「お願いします」と声をかけて、山本に降ろしてもらった。
 所要時間は、途中いろいろ横方向にも寄り道しながら登ったので小一時間程度だったが、それでも全身びっしり汗をかいた。
 タオルで軽く汗を拭き取った後、ハーネスとチョークバッグを外して山本に礼を言うと、その場から離れた山本の背後から、ハンディカムを構えた男が現れた。
 ここまで側に来れば、見間違えるはずはない。
「新、ここで何やってる?」
「見学」
 カメラを回したまま、そう答えてくる。
「見学って……。お前、クライミング始める気あるのか?」
「一切ない」
 定光は、ハァとため息をつく。
 ここで滝川がカメラを置いた。
 再びベンチに座ってタバコを咥えようとしたので、定光はその口からタバコを取り上げた。
「ここは禁煙なの」
 滝川は不服そうに唇を尖らせた。
「そういうの嫌なら来るなよ」
 定光が隣に腰掛け、首にかけたタオルで浮かんでくる汗を拭いつつ、言った。
「第一、今日は俺、お前から解放される日として社長から休暇もらったんだけど。それ、聞いてるだろ? 社長から」
「聞いたけど……」
 唇を尖らせたまま、滝川はそう呟く。
 そうしていると、まるで聞き分けのない子供のようだ。
「じゃ、どうして?」
「新しい仕事の話が来たから」
 滝川はそう答えた。
 定光はパッと表情を明るくする。
 滝川が「新しい仕事が来た」と表現する時は、彼が仕事を”受けた”と決めた時を指す。
 TVG以来の新しい仕事だ。
「そうか。新しいの決まったか。今度は何を受けることになったんだ?」
 定光を飛び越えて滝川に直接仕事の話をするなんて珍しい……と内心そう思いながら、定光は滝川に明るい声で訊いた。
 だが滝川は首を横に振り、
「新しい仕事が決まったのは、お前」
 と答える。
 定光は、「あ?」と顔を顰める。
「だから、お前の仕事が決まったんだろ?」
 定光は、滝川専門のプロダクションマネージャーなのだから、滝川の仕事が決まれば、自然定光の仕事も決まることになる。
 滝川は壁に凭れかけていた身体を起こし、周囲を見回した。
「この話の続きをするには、人目が多すぎる」
 定光も周囲を見回した。
 確かに、不特定多数のいる場所で仕事の話はできない。
 定光は滝川を連れて、ロッカールームの先にある廊下の角まで移動した。
 廊下の先にはこのジムのスタッフルームがあって、一般の利用者がここまで入ってくることはない。
 定光は腕組みをしたまま、廊下の白い壁に肩を凭れかけさせ、滝川に目を向けた。
「それで? 俺の仕事が決まったって、どういう意味だ?」
 まるで禅問答をしているみたいだと思いつつ、定光は滝川にそう尋ねた。
 滝川はもったいぶったように一つ咳払いをすると、
「ショーン・クーパーが新しいアルバムを出す」
 と言った。
「……え?」
 定光は、思わず身体を起こした。
 ショーン・クーパーといえば、世界的に絶大な人気を誇るロックバンド『バルーン』の一員として、十一年前に華々しくデビューしたギタリストだ。
 その後、バルーンを脱退する時に事務所側と揉めて、事実上アメリカ本国での音楽活動が困難になり、日本のレーベル『ノート』と契約したという少々波乱にとんだ活動経歴を持っている。
 だが彼の人気は現在も絶大で、彼がバルーンを脱退してから、それまで認知されていた並外れたギターセンスに加え、楽曲制作や歌の才能も見事開花させた。そのため、日本のレーベルからアルバムを発売しているという変則的な洋楽アーティストであるにもかかわらず、それでも全世界で華々しい売上を誇っていた。
 ファースト・アルバムを出した時には、2007年のグラミー賞で”海外の優れた新人アーティスト”の枠で受賞を果たした。
 授賞式でバルーンのヴォーカリスト、イアン・バカランと”和解の握手”をステージ上で行ったことは、当時随分話題となった。
 実のところ定光は、ショーン・クーパーのセカンド・アルバムのアートワークを担当した。
 2011年の春、ノートからパトリック社にデザインコンペ参加の要請が舞い込み、その際、複数のデザイン事務所から提出されたデモデザインの中から、ショーン自らが定光のデザインを選んだのだ。
 売上はファーストの方が売れたが、ショーン自身は、セカンドのアートワークの方がお気入りとのことで、ファーストが記念すべき1000万枚プレスを迎えた際に、改めて定光のデザインでリデザイン版を発売し直したほどだった。
 ショーンと定光は同じ年の生まれだから、時代の感触というか、好みが似ているのかもしれないな、と山岸に言われたことがある。
 だが、ショーン・クーパーのアルバムを出すスパンは四〜五年ごとと実にゆっくりしたもので、その間パトリック社が彼の仕事に関わることは、あまりない。
 しかし、再びショーン・クーパーが動き出すとなると、当然パトリック社にアートディレクションの話が来ても不思議ではない話だ。


 滝川がショーンの名前を出したので、思わず身を乗り出した定光だったが、はたと正気に戻った。
 定光はもう、グラフィック制作部に席を置いているわけじゃない。
 映像制作部に属するプロダクションマネージャーであるし、ここ四年の間、当然アートワークは行ってこなかったから、そんな定光が今度も制作に関われるはずがない。
 定光がショーンの仕事に関わる可能性があるとすれば、アルバムのジャケット制作ではなく、滝川がショーンのPVを撮影する場合の裏方として関わるしか方法はない。
 定光としても、これまで関わってきたアーティストの中で一番自分の仕事を評価してくれたショーン・クーパーに特別な思い入れはあるが、今の立場で関わるのは、なんともほろ苦く感じてしまう……。
 定光はそう思って、視線を落とした。
「……そうか……。お前がその名前出すってことは、お前がシングルカットした曲のPV撮るの?」
 定光がそう訊くと、「俺の話じゃねぇよ」と滝川は返してくる。
「え? じゃ……なに?」
「バカだな。お前が、ショーン・クーパーの新しいアルバムのジャケット作るんだろうが」
 定光はパッと顔を上げた。
 一瞬、滝川が何を言ったのか、よくわからなかった。
 きょとんとしている定光に向かって、滝川が捲し立てる。
「今朝、社長のところに打診があったそうだ。むろん先方はお前を指名してきてるし、俺も当然お前が作るべきだと思ってる。社長にもそう言ってやった」
 定光は首をゆるく横に振った。
「いや……だって……。俺はもうグラフィックデザイナーじゃないし……。プロダクションマネージャーだし……」
「へ?」
 定光の言ったことに、滝川は目を丸くした。
「悪いけど俺、お前がグラフィックデザイナー辞めたって、いっこも思ったことねぇぜ」
「は?」
 今度は、定光が目を丸くする番だった。
「何を言ってるんだ? お前が俺をグラフィック制作部から引っこ抜いたんじゃねぇか」
「まぁ確かに社長に言って、俺の仕事の手伝いをさせるようにしたのは俺だけど。俺からすれば、グラフィック制作部からお前を借りてきてるだけであって、俺の中では、お前は今でもグラフィックデザイナーだよ」
「なっ……」
 定光は絶句して、口をパクパクさせた。
 あまりにことに言葉が見つからない。
 滝川は呆れ顔で定光を見た。
 その表情に、定光はカッとする。
「なんだよそれ! なんだよ、その言い草!! 俺はなぁ、いっちゃなんだが、ずっと悩んできたんだよ。元々グラフィック志望で入社したのに、気づけば全然違う仕事をしてる。でも俺は……俺はお前の才能が凄いから……お前がその才能を発揮するのに、俺の力がいるのなら仕方がないって、諦めてきたんだ。そう仕向けたのは、お前じゃないか。お前が俺を引っ張りこんだから……!」
「だって、お前の才能に相応しい仕事が来ないのに、暇を持て余すわけにはいかねぇだろうが。だからその間、俺の仕事を手伝ってくれたっていいだろ」
 そんなことを言い出す滝川に、次第に定光は混乱してくる。
「え……? 何? どういうこと? 何の話???」
 定光が頭を抱えるのを見て、滝川が定光の両肩を掴む。
「いいか。パトリック社に仕事を持ってくるアーティストはたっくさんいるよ。確かにな。でも、これまでお前がグラフィックの仕事をするのに相応しいアーティストは、俺が考えるにショーン・クーパーしかいない訳。わかる? だから確かにお前にボンクラな仕事させるなって社長に詰め寄ったのは俺だけどさぁ……」
 定光は顔を顰めて、滝川の顔を見上げた。
「えぇ? ちょっ、ちょっと待てよ。だってお前は、ショーン以外の……ってか、セカンドの時、お前はまだ入社してなかったから、ショーン以外のアーティストの仕事しかしてないじゃん」
「そうだよ。だって俺の才能は、お前ほどじゃねぇもの」
「はぁ?」
 定光は口をあんぐりさせて、滝川を見つめた。
 滝川はその定光の額をペチンと叩く。
「俺の才能は、お前ほど優れてないって言ったの。俺がアメリカから帰国してまで、パトリック社を一度覗いてみたいと思ったのは、ショーン・クーパーのアルバムジャケットをデザインしたヤツがいるって聞いたから。そんでアメリカに帰れねぇって思ったのは、忘年会の席で噂のそいつが、そいつ自体とんでもなく魅力的なヤツだったから。 ── 俺が日本に留まった理由は、ただひとつ。お前なんだぞ、ミツ」
 定光は、震える手で鼻の下を数回擦った。
 高ぶった感情がみるみる涙に変わって、一気に溢れ出してくる。
 てっきり自分は、そういう才能がないヤツだからと判断されて、今の仕事につかされたと思っていたのに、そうじゃなかったと言われ、酷く混乱していた。
 でも、自分でも止められないほどボロボロと流れ落ちるこの涙は、”嬉し涙”だということだけは、定光にはわかっていた。
 この世の中で一番認めてほしい人間に、自分の才能を最大評価されていたことがわかった嬉しさと安堵感。
 そして、滝川が母親と再会するかもしれないというリスクを犯してまで、定光と一緒にいることを選択したその重み。
 いろんな感情が噴きあがって、涙と共に溢れ出してくる。
「ウッ……うぅ……ッ」
 顔をくしゃくしゃにして泣く定光を、滝川は心底困ったような顔つきで見つめてきた。
「 ── おい、泣くなよ、ミツ……。また頭痛くなっちゃうだろ……」
 滝川が、優しげな仕草で定光の涙を指で拭う。
 その柔らかなタッチに誘われるように、定光は鼻の先をピンク色に染め、長い睫毛に涙を滴らせながら、間近にある滝川の顔を見つめた。
 滝川がそんな定光の表情を目に焼き付けるように、少し首を傾けて、定光を見る。
 定光は、滝川になんと言っていいかよい言葉が思い浮かばなかったが、だが身体はそうではなかった。
 定光は、考えるより先に身体を動かすと、滝川の肩に手を回してキスをした。
 それはとても衝動的な行動だったが、不思議とその瞬間、定光の中で混沌としていたパズルのピースが全てカチッと合わさったような感覚に囚われた。
 ここのところずっと自分でも見えていなかった答えを、自分の身体自身が答えてくれたように感じた。
 唇を合わせるだけの長いキスをして顔を離すと、すぐ側で滝川のまぶたが数回瞬いた。
 次の瞬間、今度は滝川から、唇を合わせてくる。
 それは先程より、情熱的なキスだった。
 何度も何度も深く唇を奪われ、定光はゆるく鼻を鳴らす。
 滝川と交わす深いキスは、定光にとって、全身がとろけるほど”心地いい体感”だった。

 

この手を離さない act.15 end.

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編集後記


急展開でございます〜。

15話目にして。
次週は大人シーンとなりますので、ステルス更新となります。

まぁ、「nothing」なんか15話で終わってるし、「神様」も13話で終わってるから、昔の国沢の物書きペースだとだいたいコレぐらいのスピードでくっつくのが定石といったところ。
50話過ぎてやっとくっついた「プリセイ」が異常ってもんですわ・・・。

「プリセイ」といえば。
今回、実はミツさんがショーンのアルバムのジャケットデザインをしていた、という飛び道具を出してしまいました(汗)。
「プリセイ」知らない人はなんのこっちゃって感じになりますが、当サイトで既に公開完結済みの小説「please say that」をお読みいただくと、なんのことやらお分かりになるかと思います。 ちなみに、時間軸的に「おてて」は、「プリセイ」のラストから丁度10年経過している設定です。
ということで、ミツさんとショーンは同い年なのね。

さて、世間ではオリンピックづいておりますが、国沢もご多分にもれず寝不足を満喫しております。
いろいろ語りたいところは多々ありますが、その他にも寝不足になっている理由があるので、そちらの話を少し・・・。

国沢、またもや子猫を保護してしもた(大汗)。

これまでも何回か猫を保護した過去を持つワタクシですが、今回のは変化球も変化球・・・会社のすぐ側の溝川で
生後1ヶ月と思しき子猫が
溺れてました(滝汗)。

思わずジーンズめくって、溝川どぶったわwww
よく見ると片目が生まれつきの奇形(?)で見えない模様。
でも人慣れしてたから、多分捨てられっ子だと判断。
動物病院に連れていって、直ちにノミ駆除と検査をしたら、幸いなことに病気は持ってませんでした。
会社で飼っている3匹の猫のうち一匹が亡くなったばかりで、このタイミングでこの子に遭遇したのも何かの縁かなぁということで、社長と交渉してめでたく会社で飼うことになりました。
(自宅にはすでに3匹猫がいるので定員オーバーだったの)
片目は不自由ですが、他はいたって凄く元気な男の子。
トイレも勝手に自分で入ってできちゃう、クレバーガイですわw
毛の模様はサバ白なので、「人間好き&他の猫に厳しい」という性格っぽいと予想していますが、実際どうなることやら・・・(過去の経験上、猫の性格は毛の色に由来すると国沢は思っている)。
ということで、深夜・朝方の「餌くれ攻撃」ならびに「夜中の運動会」を繰り広げているチビさんに、かなりの寝不足を強いられております(笑)。
しかし、保護した後数日は首の裏を摘んで持ち上げたらすぐに丸まっていたのに、自宅で面倒をみているうちに丸まらなくなったのは、どういう理由なんでしょう???www
リラックスしすぎ???

ではまた〜。

2016.8.14.

[国沢]

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