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nothing to lose title

act.53

 ── ショーンはもうこのホテルに帰ってきているのだろうか。
 羽柴は、ドラマチックなライティングに浮かび上がった高層ビルを見上げた。
 そのホテルは、都内でも洒落ていると評判の新しい高級ホテルだった。
 もう一度CDに書き付けられた文字で部屋番号を確認して、エレベーターに乗り込む。
 ヘタすればセキュリティーにつまみ出されるかもしれないが、ショーンはここまで書いてくれたんだし、行ってみる価値はある。
 それに、すぐにでもショーンに逢って、誰に遠慮することもなく彼を抱きしめたかった。
 何だか昔の情熱が戻ってきたようで、羽柴は妙にテレ臭く感じた。
 高速エレベーターで、あっという間にショーンの泊まる部屋のフロアまで到着する。
 チンと上品な音がして、スルスルとドアが開いた。
 羽柴は、一歩フロアに踏み出して、「あっ」と声を出した。
「── お待ちしてました。Mr.wing」
 そう言って羽柴を出迎えてくれたのは、あのブロンドの女性だった。ショーン・クーパーの恋人として報道された魅力的な女性。
「君は・・・」
 思わず羽柴が呟くと、ブロンドの女性・・・といってもまるで少女のような面影のある・・・は、小首を傾げて羽柴を見上げた。
「初めまして、私はMiss.仮想彼女です」
 羽柴がキョトンとしていると、さも楽しそうに彼女は微笑んだ。
「ごめんなさい。あなたがあんまりキュートだったから、ついからかってみたくなったの」
「キュート?!」
 恐らく10歳以上年下の女性にそんなことを言われたことがない羽柴は、思わず大きな声をあげてしまう。
 ブロンドの彼女は「ええ」と両肩を竦めた。
「あなたは自覚ないかもしれないけど、最高にキュートよ。流石ショーン、お目が高いって感じ」
 彼女はそう言って右手を差し出した。
「改めて、よろしく。自称・ショーンのお姉さん代わりをしてるシンシア・ウォレスです」
「── ウォレス?」
 羽柴はシンシアの手を握り返しながら、聞き覚えのある名前を聞いて、眉間に皺を寄せた。シンシアが「気が付いた?」とでもいうように、目を輝かせる。
「そう、私、ジム・ウォレスの娘です」
「え!?」
 またまた羽柴は驚きの声をあげた。
 ジム・ウォレスと言えば、証券界では知らぬ者がいないと言われるほど有名な『社長秘書』だ。もっとも、業界人は彼のことをただの秘書だなんて思ってる人間は一人もいないが。
 C市で最も成功を収めているミラーズ社の参謀的役割を果たしている重要な人物で、羽柴も面識があった。
 よもや目の前の彼女が、その娘だなんて・・・しかも彼女は一連のあの素晴らしい写真を撮影し、更にショーンと噂になった女性だ。これが驚かずにいられるか。
 羽柴の期待通りの反応に、シンシアは十分満足したらしい。
 彼女は満面の笑みを浮かべると、羽柴の手を取って歩き始めた。
 何だか今日は、理沙といい、千帆といい、このシンシアといい、羽柴の手を取って導いてくれる女性が多い。
「ショーン、さっきからずっとあなたが来るのを心待ちにしてるわ。ホテルに帰ってきた直後からもう落ち着きが全然なくって、こっちが呆れるぐらい。ライブハウスでステージ降りた後は、楽屋で泣きじゃくって、もう大変だったのよ」
 シンシアはそう言いながらホテルの廊下を歩き続ける。
 途中何カ所かセキュリティースタッフが立っていたが、今度はシンシアの顔パスで奥まで連れて行かれた。
 ショーンが書き残した部屋番号のドアまでやってくる。
 シンシアは羽柴の方へ向き直ると、声を潜めてこう言った。
「── 安心して。広い部屋だけど、もうショーンしか中にいないから。きっと彼、檻の中のトラみたいにウロウロしてると思うわ」
 一瞬トラの着ぐるみを着ているショーンの映像が浮かんで、思わず羽柴がプッと吹き出す。そしたらシンシアに、胸元を叩かれた。「もう! ふざけないの」と釘を刺されたようだった。
「sorry」
 羽柴はゴホンと咳払いをして、真面目な表情を浮かべると、ドアに真っ直ぐ向かって立った。
 シンシアが素敵な笑顔を残しながら向かいの部屋に姿を消す。
 羽柴は、ドアベルに手を伸ばした・・・。
 
 
 ふいにドアベルが鳴って、リビングをウロウロしていたショーンは、弾かれるようにドアを見た。
 思わず足をもつれさせながら入口ドアまで走り、慌ただしくドアを開ける。
 そこには紛れもなく、ショーンが追い求めていた人が立っていて。
 ショーンは、その瞬間にまたボロボロと涙を零した。
 いろんな想いが込み上げてきて、どうしようもなかった。
 羽柴は少し己を責めるような苦笑を浮かべると、ショーンの髪をクシャクシャと掻き乱した。シャワーを浴びたてのシャンプーの香りがふわりと薫る。
 次の瞬間、ショーンは愛する人の腕の中にいた。
 この時をどれほど待ちわびていただろう。
 久しぶりに感じる羽柴の腕の温かさは、これ以上にない幸福感をショーンに与えた。
 本当に、本当に大きくて温かな腕。
 そこにすっぽりと収まっているだけで、自分の存在が全て肯定されているような心地。
 ── ああ! なんて素晴らしい場所だろう、ここは!
 ショーンが、あまりの感動に羽柴の厚い胸板に顔を押しつけて泣いていると、羽柴は髪やこめかみに小さなキスをいくつもくれた。
 独りじゃない・・・自分は絶対にもう独りなんかじゃないんだ・・・!
 そう思うと更に熱い感情が込み上げてきて、ショーンは羽柴の背中に手を回し、ありったけの力でギュッと羽柴を抱きしめた。
「イテ、イテテテテ。おい、ショーン苦しいよ・・・」
 ショーンとて男だ。思い切り力を込めれば、込められた方は痛い。
 ショーンは涙に潤んだ瞳で羽柴を見上げると、口を尖らせてこう言った。
「今まで待たせた罰」
 羽柴は自分でも何とも表現しにくい表情を浮かべ、二、三度頷くと、ショーンの目尻の涙を左手の指で拭ってやりながら、「ごめん。本当に待たせた」と謝った。
 ショーンが、その左手の薬指に気が付く。
 指にはあるはずの指輪がなく、うっすらと白くその痕が残っているだけだった。
 ショーンは思わずその手を掴む。
「こ、これどうしたの?! なくしたの?!」
 ショーンは血相を変えてそう言った。それとは対照的に、羽柴は実に穏やかな顔つきで、首を横に振った。
「── 返してきたんだよ」
 ショーンが眉間に皺を寄せた。その視線が、羽柴の首元に行く。当然そこに見えるはずの鎖はなくて。
 ショーンは、ただただ驚いた顔つきで羽柴を見上げた。あんまり驚き過ぎて、涙が引っ込んでしまったようだ。
 羽柴は、そんなショーンの両頬を大事に両手で包んでくれて、囁くように言った。
「君と新たな結晶を積み上げるために、そうしたいって決めたんだ」
 ショーンは、また泣きそうになってしまう。
「ああ・・・。もうそんなに泣かないでくれ・・・」
 羽柴の手が頬を撫でた。
「君の幸せそうな笑顔が見たいのに」
 そう言われたけど、でも・・・。
 ショーンは顔をくしゃくしゃにして答えた。
「今は、そんなの、無理、だよ・・・! あんまり幸せ過ぎて、涙しか、出て、こない・・・」
 羽柴が、額にキスをしてくれる。
 ハッとしてショーンは顔を上げた。
 ── そうか、俺、もうコウにキスしていいんだ・・・!!
 ショーンが羽柴に向かって顔を寄せる。
 どれだけ待ち望んでいたか。
 恋人同士のキスを交わすことを。
 チュッと唇が触れるだけのキスを羽柴がくれる。
 ショーンは緩く鼻を鳴らした。
「・・・そんなキスじゃなくて、もっと・・・」
「もっと?」
「・・・大人の、キス・・・」
「大人の?」
 ショーンが頷くと、「こういうの?」と羽柴は言いながら、ショーンの唇を奪ってきた。
 それは、本来ならキスしなれてる欧米人のショーンでもびっくりするような、凄く『うまい』キスで。
 ゆっくりと唇を塞がれた後、下唇を辿るように舌でなぞられて、ショーンが吐息をついた瞬間に更に深く口づけられた。あっという間に舌が絡め取られ、羽柴の口の中に引きずり込まれる。そこをキュッと吸われ、ショーンの身体がピクリと跳ねた。
 長いこと唇を文字通り愛撫され、やっと解放されると、ショーンは頬を真っ赤の染め、ハァ・・・と熱い吐息を吐き出した。
「お気に召したかな?」
 大人の余裕がある羽柴にそんな顔を覗き込まれ、ショーンは耳まで真っ赤になった。
「もう! 誰だよ! 日本人がキス、ヘタだって言ったやつ!!」
 羽柴がハハハとさも楽しそうに笑う。
「もう一回キスする?」
 ショーンがたまらなく惹かれてる笑顔を羽柴が浮かべつつ、そう訊いてくる。
 ショーンは苦々しい表情を浮かべながら、「うん」と頷いた。
「大人のキスがいい? それとも子どものキス?」
「ううんと・・・・。両方・・・かな」
 なぜか怒っているような表情でそう言うショーンが、可愛くて仕方がないのだろう。
 羽柴は満面の笑みを湛えたままショーンの髪を撫で、まずは『子どものキス』から始める。
 数回唇を触れ合わせるだけのキスをして、次第に口づけを深くしていく。
 『大人のキス』が終わる頃には、ショーンの膝から力が抜けて、その場に崩れ落ちそうになっていた。
「おっと」
 羽柴がショーンの身体を支える。
「大丈夫か?」
 ショーンは、羽柴の首にしがみついた。
「ね、しよ? お願い、するって言ってよ・・・」
 ショーンは熱っぽい声でおねだりする。
「ショーン・・・」
 ショーンの若い情熱に、思わず羽柴も顔を赤らめた。
「あんまり俺を煽るなよ・・・。意味、判ってるのか?」
 ショーンは羽柴に抱きついたまま、頷く。
「知ってる。これでも、男の人としたこと・・・ある」
 そう言った後、ショーンが不安げに羽柴を見上げた。
「・・・幻滅・・・した?」
 少しの間が開いて、羽柴が口を開く前にまるで怯えるようにショーンが矢継ぎ早に言葉を繋ぐ。
「この年で男とやったことがあるなんて、最低だって思う? ショービズの世界はそういうの多いっていうから、遊んでるとか、そう思ってる? こんな俺は、嫌? でも一回、一回だけだよ、男の人としたのは・・・」
 今にも泣き出しそうな顔をしてそう捲し立てるショーンを落ちつかせようと、羽柴は優しくショーンを抱きしめ頭を撫でた。
「・・・ショーン・・・判ったよ。判ったから・・・」
 羽柴は、身体を放してショーンを見つめた。
 ショーンはまだ顔を歪めて、しゃべり続ける。
「俺、誰にだってこんなんじゃないんだよ、ホントに。コウだからこんなになるってこと、判って欲しいんだ。ちゃらちゃらした世界にいるからって、いつも盛ってるだなんて思われたくない。こんなに強引に迫るの、凄く恥ずかしいことだって頭では判ってる。でも、もう我慢できないんだ・・・。したい、凄く。俺、コウとメイクラブしたい・・・」
 ショーンの声は、恋人に送る甘い睦言とは縁遠いほど、逼迫していた。自分の中から溢れ出る感情をどうしていいか判らないといった風にも見えた。
 ついにショーンの目尻から、新たな涙の粒が零れる。
 その涙は、羽柴を泣き落とそうというような魂胆はまったくなく、純粋に感情が高ぶって零れた涙に違いなかった。
 羽柴は苦笑いを浮かべ、ショーンの涙を親指で優しく拭った。
「誰がしないって言った?」
 それを聞いて、ショーンは目を見開き、口をピタリと閉じる。
 羽柴は額に、そっとキスをした後、再度ショーンを見つめる。
「遊びじゃなかったんだろ? その一回は」
 ショーンがコクリと頷く。
「後悔してないんだろ? その人として」
 再び、ショーンが頷いた。
「好きな人と結ばれたいと思うことは、当たり前のことだし、性別は関係ないってことは俺だって身をもって学んだことだ。俺は、嬉しいよ。ショーンがこんなに俺を求めてくれるのは、それだけショーンが俺のことを好きだって証拠だろ?」
「そうだよ!!」
 ショーンが羽柴の身体にしがみつく。
「凄く好き・・・・。自分でも驚くほど、アンタに参っちゃってんだ、俺。もうずっと前から、コウのこと考えるだけで身体が熱くなってきて・・・。我慢するの凄く大変だった。最初はコウ、ゲイじゃないって思ってたし、絶対に気持ち悪がられると思ったから・・・」
「え? そんな前から?」
 羽柴が本気で驚いた声をあげると、ショーンは顔を起こして口を尖らせた。
「当たり前じゃん! それなのにアンタときたら、一人で眠らせてくれないし、俺の前でいとも簡単に裸を晒すし、いきなりゲイ発言はするし、俺に気を使って距離を置こうとするし・・・。酷いよ!」
 噛みつかれるような勢いのショーンの顔を避けながら、羽柴は眉を顰める。
「ちょっと待て。我慢って・・・。どうやって我慢してたんだ?」
「え?」
 突然そんな質問をされて、ショーンがきょとんとする。
「これほどウズウズしてる君なのに、我慢できたなんて奇跡的じゃないか。俺と居る間、少しもそんな素振り見せなかったし・・・。つまり、性的衝動が判るようなことは」
 羽柴の台詞を聞いて、ショーンはしばし考え込んだ表情をしたが、次の瞬間には茹で蛸のように真っ赤になった。
「おい、ショーン・・・、何だよ」
「・・・・してた」
 ショーンが極々小さな声で答える。
「え?」
「・・・だから、してた。一人で」
「マスターベーションを?」
 ショーンは耳まで真っ赤にしながら俯いて、小さく頷く。
 その様子をじっと見ていた羽柴は、苦々しく顔を顰めた。大きな溜息をつく。
「?」
 ショーンが、目だけで羽柴の顔色を窺う。
「・・・どうしたのさ?」
 羽柴は右手を顔にやり、再度溜息をつくと一言言った。
「いかん。今のでキタ」
「は?」
 ショーンが怪訝そうな顔をしたその瞬間、ショーンの身体はあっという間に抱え上げられて、そのまま運ばれた。
「ちょっと! 何!! 降ろせよ!!」
 ショーンがジタバタ暴れても、逞しい羽柴はビクともしない。
 広い室内を羽柴の腕に抱え上げられたまま、連れ回される。
 羽柴はやっと寝室を見つけると、暴れるショーンをいとも簡単にベッドの上に放り投げた。
 ショーンは羽柴に噛みつこうと身体を起こす。
 だが、広いベッドの上で身体の両脇に手をつかれ、間近で羽柴に見つめられると、口を噤むしかなかった。
 あの嘘偽りのない真っ黒な瞳が、少し驚いたような顔つきのショーンを映している。
「本当に、するよ? いいね?」
 ショーンは素直にコクリと頷いた。
 次の瞬間、あの熱烈な大人のキスをされる。
 ショーンはゆっくりと再び身体をベッドに預けた。
 Tシャツの裾から、待ちに待った羽柴の大きくて温かい手が入ってくる。
 久しぶりに素肌に彼の温もりを感じて、性的に凄く興奮しているのに、安らいだ気分になった。
 解放されたショーンの唇から、ほぅと安堵の溜息が漏れる。
 その心地よさを感じ取られたのか、羽柴の手は愛撫するというよりは優しく撫でるといった風に、Tシャツの中で動いた。背中からお腹、胸元、そしてもう一度背中。
「・・・気持ちい・・・」
 ショーンが囁くと、羽柴はフフッと微笑んだ。
「気持ちいい?」
「うん・・・。なんだか凄く安心する・・・」
「こんなんでホントにできるかなぁ・・・」
 羽柴は大げさに困って見せたけれど、その実、内心では微笑みを絶やさなかった。自分の手に安心仕切った様子で身体を委ねている様は、本当に微笑ましい。
 羽柴はもう一度ぐるりとショーンの素肌を撫でた後、「シャツ、脱ごうか」と耳元で囁いた。ショーンが身体を起こす。
「腕、あげて」
 羽柴がそう言うと、ショーンは万歳をした。羽柴はTシャツをショーンの身体から抜き取る。そこで「ん?」と声を漏らした。
「何?」
 ショーンが、シャツを抜き取られてぐしゃぐしゃになった髪のまま、きょとんと羽柴を見つめてくる。
 羽柴は、ショーンの両腕を掴むと、さっきショーンがしたように再度ショーンの腕を万歳させた。
「・・・ホントに、何?」
 ショーンは、益々怪訝そうに羽柴を見る。
 羽柴は、マジマジとショーンの脇の下を見つめた。
 濃くもなく薄くもなく、男なら当たり前にそこに生えている体毛の色を見て、羽柴はショーンを見つめた。
「赤い」
「え?」
「君、まさかその髪の色、地毛、なのか?」
 突然そんな質問をされ、ショーンは目を白黒させる。
「え? え? コウ、何言ってんの?」
「だから、その赤毛、自然の色?」
「そ、そうだよ! 何だと思ってたの?!」
 ショーンは急に恥ずかしくなったのか、腕をバタバタとさせ羽柴の手から逃れると、両脇を隠すように腕を降ろした。
「てっきり染めてるものとばかり思ってた・・・」
 羽柴は心底感心した。
 こんなに鮮やかな赤毛が天然色だなんて、ちょっと奇跡的だと思う。
 だが、ショーンは益々ご立腹だ。
「だって、眉毛だって睫だってそうじゃん!」
「そっちは濃い色してるから、ブラウンに見えるんだよ」
「それにしたって・・・。俺の裸だって見たことあるくせに」
「きちんと見たことなんてないよ。後ろ姿だけ。君が見るなって言ったじゃないか。それに例の写真だって、モノクロだったし・・・」
 シンシアが撮影した写真の中で、脇の毛が写っているのはモノクロの写真だけだった。色なんて判らない。
 羽柴の心の中に、好奇心がムクムクと沸き上がってくる。
「な・・・、ショーン」
 羽柴は畏まって言った。
「ここのも見てみていい?」
 羽柴はそう言って、ショーンのジーンズに覆われた箇所をちらりと見る。
「そんなこと訊かないでよ! これからしようっていうのに、そこ見ないでどうやってするつもりなのさ!!」
 ショーンはそう怒鳴った後、自分が言ったことにハッとして、顔を真っ赤にする。
 反対に羽柴は、ハハハと笑った。
「そりゃそうだ」
 羽柴は、ショーンのジーンズのジッパーに手をかけた。

<以下のシーンについては、URL請求。→編集後記>

 

please say that act.53 end.

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編集後記

ジングルベ~ルジングルベ~ル、鈴が~鳴る~~~~。今日は~楽しい~クリスマス!!ヘイ!!!!
やぁ、今晩は。国沢サンタだよ。(←仕事が忙しすぎで、ちょっと壊れ気味v)

皆様!お待たせをいたしました!!!
やっと、やっとのことで今日の良き日を迎えることができました。
去年のクリスマス・イヴから連載開始して、今年のクリスマス・イヴにメール配信だなんて、本当になんてドラマチックなのかしら!!!(作者本人は全然ドラマチックもくそもないって~のに・・・)ねえ!!皆様もそう思うでしょ???

二人はと言えば、今までのノロノロ走行がまるで嘘のように、ラブラブ旋風吹き荒れまくってます(笑)。プリセイ連載当初に誓った、メチャメチャダラダラにあま~いお話を書きたい!という信念にようやく戻ってこられたように思います。
すみません、皆さん。
次週より、歯医者に通って下さい(笑)。
甘過ぎるでしょ。ホント。ねぇ。まったく。

ということで、できあがったエロも随分と長丁場になってます(大汗)。
エロの長さ記録更新です(脂汗)。正確には把握してませんが、おそらく今までのメール配信で一番長いと思われます。
じらした長さの分だけ、こうなった・・・と言ってしまえばそれまでですが、実際の所、二人がよくしゃべるんだ、これが(苦笑)。かなり会話が弾んでます(笑)。
久しぶりに会ったせいなのか、それとも二人が元々そういう性分だったのかは不明っす。それはメール配信をお申し込み頂いた方に判断していただくとして(笑)。
では、いつものお知らせです。

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[国沢]

小説等についての感想は、本編最後にあるWEB拍手ボタンからもどうぞ!

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